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日産セレナc26 リアブレーキパット交換!

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こんにちわ!

海釣りが大好きな keichin です。最近は暑いのとお金がないとで、全く海には行けていません。海へ釣りにいきたいな~。

さて、本日はDIYの記事を、ということで先日、日産セレナc26 のリアブレーキを自分で交換しましたので、私自身の備忘録として残そうと思います。 ※マネはしないで下さい。

ディラーや自動車やで交換したくても、お金がなく、だけど、そろそろブレーキパットを交換しなければと思っている方に。あくまでも参考です。
※注意※
ブレーキパットの交換は自己責任でお願いします。重大な事故につながりますので、必ず車の整備資格がある方にお願いして下さい。当方は、いかなる理由であろうと責任はとりません。

日産セレナc26リアブレーキパット交換に挑戦!

私が乗っている車は、日産 セレナC26 に乗っています。
車検の時にリアのブレーキパットが4mmと少ないと言われましたが、交換せずに乗っていたところ、キーキーうるさく鳴り出し、ブレーキをかけるたびに音がなるので、うるさいのと恥ずかしいやらで、いよいよ交換しなければと。

日産ディーラーに見積もりをお願いした所、リアブレーキの交換で、約18,000円との見積もりを提示され、あまりの高さに絶句したのを覚えています。
『うわぁ どうしよう高い!』無理してお願いするか・・・それとも・・・自分で交換できないのかなぁ~?!。

自分で交換した場合は、どれくらいの金額ですむのかなぁ~ と考えながら、とりあえず、後日、どうするかの連絡をすることにし、一旦、家へ。早速ブレーキパットの交換の仕方をネットで検索しまくり、探したさぁ~ 交換方法と、ブレーキパットそのものを。一週間ほど、仕事から帰るとパソコンとにらめっこ。どうしよう、どれにしよう、自分でできるのかなぁと悩み抜き、結果自分で交換することに決心がつきました。

なんせ初めてのブレーキ交換なので不安で一杯ですが、お金もないため危険な箇所の交換を自分の手でやるしかないなと、腹をくくった次第です。

日産セレナc26 リアブレーキパット交換に必要な道具

まず、交換に必要な道具を書き出してみました。

必要な道具一覧
ジャッキ タイヤの脱着時に必ず必要→車に付属
あると便利→フロアジャッキ
もしくは油圧パンタジャッキ
ジャッキスタンド 通称 ウマと呼ばれているもの
あった方が安全です。  ウマ
ホイルナットレンチ タイヤのナットをはずすレンチ
あると便利
→ 電動インパクトレンチ
メガネレンチ(14mm) ブレーキキャリパーのボルト
リア用ブレーキパッド 今回使用したパッド:安定性能と耐久性を追求した
大手メーカーの安心と安価な製品を使用
日清紡のブレーキパッド リア用 \2,720【楽天 最安】
ブレーキパッドグリス ブレーキパッドとシムの取り付け時に必要 荷重・熱に強い。
耐熱温度:約500℃の商品はホームセンターでは見かけません。
ディスクパッドグリース30g
(必要!)
トルクレンチ ブレーキキャリパーのボルト締付け&タイヤのナット締付け時に必要
パーツクリーナー シムの掃除用安いので十分!ホームセンターにあります。
バケツ ブレーキオイルがこぼれたとき用
ひも パッド交換時にブレーキキャリパーが戻らないよう(落ちてこないよう)に固定するためにあった方が良い。手を挟む危険が!
クランプ ピストンを押し込むときに使用。あった方が便利!
雑巾 汚れたものを拭くとき用の雑巾

必要な道具

ある程度の道具は持っていますので、買い足ししたのは、パーツクリーナ・ブレーキパッドグリス・ブレーキパッド・クランプです。

日産セレナc26 リアブレーキパット交換作業

◆最初にボンネットを開けて、ブレーキオイルタンク内のオイルの量を確認。
オイルがMAXまで入っている場合、後から説明するピストンを押し込んでいるときに逆流してブレーキオイルタンクから溢れだす場合がありますので気を付けて下さい。万一オイルがこぼれてもいいように、バケツなどを置いて飛び散らないようにします。
ブレーキオイル ブレーキフルード

※ブレーキオイルのことをブレーキフルードと言い、ブレーキフルードがこぼれ、ボディ(塗装面)に付着した場合、塗装を剥がしてしまいますので、こぼれてもいいように、バケツなどで対処して下さい。

◆ジャッキアップしてタイヤを外す。

まず、タイヤを外すためにジャッキアップします。ジャッキスタンドを使用し、車体を固定。
※ジャッキだけては、万一外れた時に大惨事になりますので、必ず、ジャッキスタンドを使用するようにして下さい。

タイヤをはずすと、下記のような、リアブレーキ装置があります。
ブレーキキャリパー

リアブレーキ装置のキャリパーと呼ばれているブレーキカバーがありますので、これを開けてブレーキパッドを交換します。

◆ボルトを外し、キャリパーを開ける作業に入ります。
キャリパー 14mmボルト

上記写真の中にある14mmの下側ボルトを外します。(完全にボルトを抜く)
14mmボルト外す

ボルトを外したら、上側のボルトは外さず支点にして、キャリパーを下から上側にカパッと上げます。

そうすると、上記のような状態になり、ブレーキパッドを取り出せる状態になります。

キャリパーは、手を離すと、下に勢いよく戻りますので気をつけて下さい。挟まれると物凄く痛いです。ひも などで下に落ちないように縛りつけた方が良いです。あいにくひも等がなく急いでいましたので、コンビニのビニール袋を使いくくり付けて下に落ちないようにしました。カッコ悪いですが写真にしっかりビニール袋が写っています。

◆ブレーキパッド 2枚を取り外します。
この状態でようやくブレーキパッドを外すことができますので、手でそのまま取り出します。
リヤブレーキパッドシム

ブレーキパッドには、2枚の鉄板が付いていますので、古いパッドより外してください。
(※鉄板のことをシムと言います)
シムは、新しいブレーキパッドに再利用しますので、パーツクリーナーできれいに掃除して下さい。

ブレーキパッドを外したところと、ブレーキパッド・シムにグリスを塗りつけた写真を撮り忘れました。

◆ブレーキパット及びシムにグリスを塗り、ブレーキパッドを取り付けます。
耐熱 グリース

ブレーキパッドを取り付けたら、キャリパーを戻すのですが、下記の写真のようにピストンがとび出ているので、キャリパーが閉まりません。

◆ピストンを押し込む

このピストンを押し込む作業をします。ピストンを押し込む為の専用工具がでていますが、お金がないため、安いクランプで代用します。

※ピストンを押し込む工具はあると非常に便利です。今後ブレーキパッドを自分で交換していくなら、持っておいても損はないと思います。特にフロントブレーキの場合、ピストンが2つになりますので、専用工具であれば、二つのピストンを1回で押し込む事ができるので非常に便利です。お金に余裕ができた時に買って置きましょう。
ディスクブレーキピストンツール

今回は、お金がありませんので、安いクランプと外したブレーキパッドを使用して、ゆっくり、ゆっくり締めて押し込みました。この時に注意が必要です。
勢いよく押し込むと、ブレーキオイルが逆流してエンジンルーム内にあるブレーキオイルからオイルが漏れてしまいます。オイル漏れをしないためにもゆっくり、ゆっくり押し込む事が重要です。

写真のようにピストンが押し込まれれば、キャリパーを戻す事ができます。

◆ブレーキキャリパーを元に戻し、14mmボルトを締めます。

キャリパーを元に戻して、14mmのボルトを締めます。

最後に、14mmのボルト締め付けにトルクレンチを使用します。ボルト等には、締め過ぎないよう、外れないよう、ちょうどいい締め付けの力があります。そのボルトに最適な締め付けを行なうためにはトルクレンチというものが必要です。今回、私はタイヤ用のトルクレンチを使用してボルトの締め付けを行いました。できればこれも専用工具として持っておきたい工具です。

タイヤ用トルクレンチ
14mmボルトの締付けトルクですが、セレナの締付けトルクがわかりませんので、締付けトルク表を元にボルトの締付けをしています。M10(14mm)T系列 24.5 1.8系列 44 ですので、24.5 ~ 44 の範囲内での締付けトルクでよいかと思います。

↓タイヤ用ですが、一応範囲内の数字がありますのでタイヤ用トルクレンチで代用
トルクレンチ

最後にタイヤをセットして片方のブレーキパッドの交換は終了です。反対側のブレーキパッドが残っていますので、反対側も同じように交換をします。

日産セレナ リアブレーキパット交換! まとめ

反対側も無事交換ができたら、走り出す前に必ず、ブレーキパッドを何回か押し込み、ブレーキのエアー圧を確かめます。この作業は必ずというより、絶対に行なって下さい。いきなり走り始めるとブレーキが利かず、大惨事になりかねません。
ブレーキ数回踏み込んだあと、ほんの少し前身してすぐにブレーキを踏み込み、ブレーキの利きを確かめましょう。通常の運転は、前進&バックと数回ブレーキを確かめてから。

ブレーキの利きも確かめて問題なければこれで完了です。お疲れ様でした。所要時間は片方だいたい30分前後、正味 1時間あればブレーキ交換ができます。慣れればもっと早くできそうです。私も今回、初めてのブレーキパッド交換でしたがスムーズに問題なく交換でき、少しは慣れたと思います。今度はフロントブレーキパッドにも挑戦してみようと思います。それでは。

※参考になりましたでしょうか?

⇒ ミニバン日産セレナ 夏用タイヤを通販にて購入

⇒ ヘッドライトの黄ばみや曇りの汚れを磨く

次は、バッテリーがヘタ(弱って)ってきたので、バッテリー交換の記事を書いてみようと思います!

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